2015年11月30日月曜日

NPO青空、ビハール・青空スクールへ

24日火曜日、連休明けの午後。
私がサポートしているNPO青空代表のえりさんがインドへ旅立つのを見送ってきました。
私が長年関わったきたインドの学校を、別の角度から見守り続けてきたえりさん、あさみさん。
組織的にサポートしようとNPOを設立し、イベントや勉強会でスラム街の現状を訴えてきました。
若さゆえのエネルギーと情熱と、加えて思慮深さと勤勉さ。
なにより、ひたむきです。一途です。それらを武器に、インドへ立ちました。

私は彼女たちの活動をできる限りサポートしようと決めています。
それが子供たちの教育の普及へとつながると信じることができるから。

今回は学校だけでなく、周辺のスラム街から産業を生み出すことで、
大人が労働する意欲を、子供が学ぶ環境を同時に生み出そうと、プロジェクトを興しに向かいました。
その背中は颯爽とし、凛としていました。

私にできることは限られているけれど、
彼女が始めたプロジェクトの一端を、一人でも多くの人に知ってもらうためにここに記します。

https://readyfor.jp/projects/aozora_cookiesproject/detail

一読いただけたら光栄です。

さあ、師走です。
青空カフェではギフトセットをご用意してみました♪
ワクワクするような詰め合わせ、お楽しみに!

2015年11月18日水曜日

市場のマルシェ出店

11月15日、館山での一大イベント、「市場のマルシェ」に出店してきました。
去年は様子を見がてら買い物やランチを楽しんで、
その活気と個性豊かなお店の数々に魅せられ、
来年は絶対に出店するぞ!と心に決めていたのになかなか重い腰が上がらず、
シュシュ作りを手伝ってくれてるMさんやHちゃんに尻を叩かれる感じでやっと申し込みをした感じでした。

当日の朝は大雨。
心が何度も折れそうになりました。
キャンセルしてしまおうか。
そう何度も思いましたが、パラソルやビニールシートを用意してくれるというMさん、
そして主催者の熱い想いを裏切りたくない気持ちで、現場へ向かいました。

雨の8時。
濡れるのを覚悟で出店を決めた店主さん達が準備に励みます。
オープンの9時。
まだ雨が止みきらない中、傘をさしてお客さんが見えます。
雨が上がりそうな10時。
人、人、人です!
青空カフェも、きらきらの携帯ポーチやあったかコート、ショール、レッグウォーマー、
手作りのシュシュもまずまずの売上です。
Mさんは、なかなかのセールストークで商品を売りさばいていきます。
ありがたく、ほほえましく、楽しい瞬間の連続でした。

館山が、個性的で、おしゃれで、笑顔あふれる場所になり、
素敵な店主さん達、声をかけてくださるお客さん達に会えて、本当に幸せな一日でした。

出店の経験は何度かあるけれど、
やっぱり地元、って言うのがいいね。
見知った顔に会えるのがいいね。

重い腰を上げてよかった(笑)。



2015年11月7日土曜日

~ 手作りシュシュ第二弾 ~

前回も手伝ってもらった(というか、ほぼお任せしてしまった)Mさん、Hちゃんに、
再びサリーの布を使ったシュシュ作りに携わってもらいました。
要領を覚えた二人は手際も良く、短時間で予想した以上の数を作り上げてくれました。
カラフルなシュシュにインドを思い出し、気分が高揚します♪
15日に行われる「市場のマルシェ」で、初お披露目です。


二人がシュシュ作りに励んでくれている間私は何をしていたかと言うと・・

このカラフルなシュシュを盛り込んだギフトを作ろうと試行錯誤していました。
インドの匂い満載なもの。
紅茶やコーヒー、スカーフやバングルなど、インドらしいものをたくさん集めて1000円くらいで販売できればなあ・・・と思っています。

まだまだ知名度の低い我がお店ですが、
クリスマスやお誕生日、大切な人への贈りものに、インドの香り漂うギフトを選んでもらえるようになったら・・・
と夢を膨らませています♪

2015年10月31日土曜日

手作り品

インドから帰国して早くも2週間が過ぎてしまいました。
21日~25日のセール期間には初めて訪れてくださるお客様もいて、
ああ、こんなものを選んでくれるんだ・・・と勉強にもなりました。

今日からは冬物メインの通常営業が始まり、
基本的には土日のみ、のんびりと営業をしていくつもりです。
あったかい紅茶を飲みに、是非遊びにいらしてください♪

さて、来月の15日、館山での一大イベント「市場のマルシェ」への出店が決まっています。
商品として何を持っていこうか・・と思案の日々ですが、
人の体温を感じられる手作り品メインのイベントですから、
何かオリジナルの物を・・・と思い、
インドのサリーの端切れをリメイクしてシュシュを作ることにしました。
残念ながら私は不器用の類なので、
手先のめっぽう器用なMさん、コツコツと細かい作業をこなしてくれる近所のHちゃんに手伝ってもらい
(・・っていうか、ほとんどお任せして)
試作品作りに取り組みました。
サリーの色や柄の華やかさ、大胆さと、
MさんHちゃんの繊細さ、意識の高さがうまくかみ合い、
素敵なシュシュが出来上がりました。
私なら絶対に使いたい!!と思える代物です♪
これからもう少し多様な布を使い、
色とりどりのシュシュを店頭に並べることができたらいいなあと思っています。

今後もサリーの布を使った商品は増やしていく予定。
誰かの気持ちを明るくさせるもの、
身につけてちょっと元気になるもの、
勝負の時にお供させてもらえるようなものを、
気持ちを込めて開発していきたいです♪
インド人の陽気でしたたかな魂を織り込んで(笑)。

Mさん、Hちゃん、よろしくね♪



2015年10月11日日曜日

~帰国しました♪~

1か月のインドの旅が終わりました。

ブッタガヤでは、一年頑張ってきたご褒美のような穏やかな日々を過ごし、
カルカッタではお気に入りのティーショップで紅茶を仕入れ、
ジャイプルではもともと興味のあったインド伝統の染め物・ブロックプリントや、ミラーワーク(鏡を織り込んだ製品)の工房をフラフラ訪ね歩きました。
そして今回唯一の観光・階段井戸に見学に行って圧倒されたりもしました。

みんなに、「よっぽどインドが好きなんだね。」と言われますが、私は正直インドはそんなに好きじゃない。
でも、大好きな子供たちがいる限り、私はインドへの訪問を続けたい。
そして、どうせ行くならばできるだけ多くの人たちと接し、
できるだけ深い部分まで入り込み、
伝統・文化・習慣・日常・人種・言語・風土・思想などを少しずつ理解していき、
心に響いた部分を自分やお店にも取り込んでいきたいと思っています。

私が一番刺激を受けるのはいつも同じ。
人口の90%以上がB型と言われるインド人のおおらかさ。
いい加減さ。のんきさ。ポジティブさ。度胸。自信。あっけらかんとした無邪気さ。図々しさ。
総じて、強さ。

いい加減で図々しいインド人は好きではないけど、
今度生まれ変わるときはインド人に生まれたい。
そう思わせる魅力があるのは確か。

さあ、来年はどこへ行こうか。
好きじゃないけど、インドの事を考えるとわくわくする。

インドって、そんなとこ。



(記:2015年10月11日)

2015年9月24日木曜日

一年で一番辛い日

今日で子供たちとお別れです。
来るときはすんなりと、
まるで昨日まで通ってきていたかのように溶け込めるのに、
どうしても、別れの時に慣れることができません。

映画を見に行ったこと以外、何も特別なことはしてあげられなかった。

子供たちの横で、
なんでこんなに眠れるんだろうっていうほど眠って、
なんでこんなに食べれるんだろうってほど食べて、
きっと、
なんでこんなに涙が出るんだろうってほど、泣くんだろうな。

でも列車に乗ってしまえばまた店主の顔になって、
おいしい紅茶を仕入れに行くぞ。
第二の故郷・カルカッタへ。

さあ、一年で一番辛い瞬間を迎えに、いざ出陣。


(記:2015年9月24日)

2015年9月20日日曜日

映画館へ

日曜日、子供たちと先生たち総勢20名で映画を見に行きました。
私がインドで映画を観るのが好きなので無理やり連れて行っている感もありますが、
暑さでへばっている子供たちに、エアコンの効いた空間で、快適に映画を堪能して欲しいのも確か。
みんな歌やダンスが大好きだから。

出発前、入念に身支度を整えます。みんな一張羅に着替え、髪を整えて。
貧しい家の出や、物乞いの経験のある子も多いため、
先生は過去の貧しさを外に曝さぬよう、特に身だしなみには気をつけさせています。
以前は、サンダルや靴を履かせてもいつの間にかどこかに脱ぎ捨ててきてしまう子が多かったのだけど、
最近はみんな、きちんと靴をはける。
そんなことが私には嬉しかったりします。
少し高級な映画館に入っても、少し洒落たレストランに入っても、
どうどうと行動できるようになりました。
きちんと教育を施された子供たちを私は誇らしく思うと同時に、
先生たちへの感謝と尊敬の思いを強くしました。

映画はコメディーで、私にはもっとも理解しがたく、子供たちはもっとも喜ぶ類のストーリーだったので、
まあ、楽しい日曜日になったかな?

記念撮影。将来のムービースターがいっぱいです!


(記:2015年9月20日)