来るときはすんなりと、
まるで昨日まで通ってきていたかのように溶け込めるのに、
どうしても、別れの時に慣れることができません。
映画を見に行ったこと以外、何も特別なことはしてあげられなかった。
子供たちの横で、
なんでこんなに眠れるんだろうっていうほど眠って、
なんでこんなに食べれるんだろうってほど食べて、
きっと、
なんでこんなに涙が出るんだろうってほど、泣くんだろうな。
でも列車に乗ってしまえばまた店主の顔になって、
おいしい紅茶を仕入れに行くぞ。
第二の故郷・カルカッタへ。
さあ、一年で一番辛い瞬間を迎えに、いざ出陣。
(記:2015年9月24日)