ブッタガヤです。
子供たちと再会し、私のもう1つの日常が戻ってきました。
今は「チャットプージャ」というお祭りの最中で、
学校で暮らしている子供たちの何人かは実家に帰っており、
まだ再会できていない子もいます。
このプジャ(お祭り)は太陽に祈りを捧げるお祭りで、
太陽が沈む時、朝日が昇るとき、水で体を清めてお祈りをします。
驚くべきは、太陽が沈んでから翌々日の太陽が昇るまでの36時間、断食をするというのです。
この暑い夏に水も飲めないというのはさすがにきついので、
参加する人は本当に信仰の厚い人たちだけです。
まあインド人、特にこのビハール州の人たちは断食が好きで、
特に女性は、子供の幸せを願って断食する日があったり、
夫の幸せを願って断食する日があったり、
私に言わせればちょと災難です。
以前、母親が子供のために断食する日にこの村に居合わせたことがあり、
学校の子供たちに、母なんだから僕たちのために私もやれといわれたことがあり、
苦し紛れに、「限られた時間の中で、あなたたちと一緒に食事をする時間のほうが大事なの」
と言ったときの子供たちの不満げな顔が忘れられない。
何しろ神への信仰が厚いインド人。特にこの村の人々。
もちろん否定はしないし、祈ることで心が軽くなることもあるでしょう。
だけどさ、祈るよりも行動しようよ。
祈るだけでは状況は好転しない。
祭りのたびに学校や労働が中断され、お金もかかり、
それが貧困を助長し、発展を妨げ、人を怠惰にしてることに気づかなきゃ。
発展を続けるインドの中で、取り残されてるのはあなたたちだけだよ、と
教えてあげたい。
貧しい人々ほど神にすがる傾向があるように思う。
あなたたちが祈ってる間、ほかの州、ほかの国の人たちは休まず働いてるのよ。
と、外部が思っても、渦中の彼らには届かない。もどかしい。
まだ若きバックパッカーだった頃、よくこの宿を利用しました。ドミトリーという大部屋があり、ただベッドひとつとその周りの開いたスペースだけが自分の空間でした。1泊150円くらいだったでしょうか。長く滞在していると、隣のベッドに寝ている人はころころ変わります。日本人の女の子が来れば安心し、日本人の男の子だとちょっとドキドキし、欧米人の男の人は行動パターンが違うのでお互いにほぼ無関心、欧米人の女の子だとうるさいのでちょっと嫌だな、と思ったりしてました。(お香を焚いていて怒られたことがある!)昔は旅人で溢れかえっていたこの宿も今では廃れ、3つあったドミトリーはすべて閉鎖。いくつあるのか把握し切れなかった数々のシングルルーム、ダブルルームにはインド人やバングラディシュからの旅行者が集団で泊まったりしています。今回初めてバス・トイレつきの部屋というものに泊まり、えー、この部屋でこの値段かよーという相変わらずの不満を持ちながら2日間を過ごし、ただ壁の落書きだけで旅人時代を思い出し、慣れ親しんだここ、カルカッタを後にしました。さよなら、パラゴン。もうきっと泊まることはないでしょう。
先週の土日。天気予報は一日曇り。ときどき雨。肌寒い。そんなネガティブな情報満載だったのに、館山地方、太陽が出てる!これって晴れって言うよね!?ってことで、慌ててお店の冬物衣料を干しまくりました。営業中にも関わらず、です。庭に並んだ色とりどりの冬物衣料に、道行く人は「ガレッジセールでもやってるのか?」と思った事でしょう。予想外のいいお天気にホッカホカになった冬物衣料は、除湿剤とともに段ボールへと消えていきました。また来年よろしくね。すっかり品薄になってしまったお店に、セール品を並べ始めました。もう売れないかな・・・と、1、2年しまいこんでいたものもあります。久しぶりに見るとなかなか新鮮でいいじゃない。インドに行く前に少し店内や在庫を軽くしておかないと。という事で今週末はセールをやりまーす。とびっきりお安くしますので是非お立ち寄りください♪
以前この場でお知らせした、
NPO AOZORAによるクッキープロジェクトの、支援者へのリターンのクッキーが届きました。AOZORA SCHOOLの先生や子供達、近所の方々が心を込めて梱包したのだと思うとジーンとします。現地での売り上げも好調のようですし、私の身近な反応も、「おいしい!」、インドに行ったことのある人たちからは「懐かしい!」と、好評です。現地のお土産として定着するように、あの手この手で工夫し、この形になりました。サリーの布で梱包しているそうです。まだまだ学校の運営資金にしたり、アルバイト代を支払うには長い道のりですが、動き始めたのは確かです。私も、これからもこのプロジェクトを応援すると同時に、一人でも多くの人たちに現地の状況を知ってもらい、温かい目で見守っていただけたら光栄です。NPOのブログも一読ください。
3月3日。私の誕生日。
毎年お祝いしてくれる馴染みのお店に里帰り。
いつも私を妹分として可愛がってくれるお姉さん達に、サリーのリメイクシュシュを見せ、使ってほしい、買ってほしいとお願いしました。だってお姉さんたちはとっても美人だし、きっといい宣伝になるから。「いくつ持ってきたんだ」と聞かれ、「5個」と答えると、「あほかおまえは。もっと持ってこい!」と言われ、全部買ってくれました。これからいくつかをお店に置いてもらうことにします。少しずつ、好意で置いてくれる場所が増えればいいなあ。ちなみにシュシュは、私が厳選したインドの紅茶をつけて200円で販売する事にしました。100円は、子供たちへの寄付になります。今後も、華やかな色・柄をシュシュにしていくので、お楽しみに♪
今までいろんな仕事や経験をしてきたけど、まさか私の人生の中に、頭にタオルを巻いて野菜を積んだ軽トラを転がす時間が組み込まれてるなんて思ってもみなかった。今私の相棒と化した軽トラは、ハンドルは重いし、野菜を積んでるから後ろは見えないし、排気ガスをまき散らしながら、えっちらおっちらゆっくり道路を走るのね。そうすると、普段じっくり見ることのない春の風景を楽しめることに気がついたの。慣れない軽トラの運転に悪戦苦闘してるのがお姉ちゃんだとわかると(実際はオバちゃん!)周囲は寛大になってくれるし、遠慮なく、移りゆく季節を堪能してる。乗用車よりも少し高い目線から、菜の花畑を見下ろす。菜の花の先に海が見える。頼朝桜が、少し散り始めて菜の花に落ちる。今日もお疲れ様。農作業で疲れた身体を癒してくれる、圃場の春の明るい色。
昨年出店した市場のマルシェの抽選会で、
「あなたのマインドブロックを一つ解除します」というチケットが当たりました。
不思議なものですよね。
こういうものに興味・関心のない人が手にしてもあまり意味を無さないだろうに、
よりによって、私、です。
私の周りには心の繊細な人やヒーラーさんや、スピリチュアルなことに興味のある人が多い。
そして私はこう見えて心が弱い。
このチケットを駆使したからと言って心が強くなるとか、
悩み事が一切なくなるなんて思ってないけど、
ときどき失う自信をしっかりと抱きとめることができたり、
気持ちが少し明るくなって人に親切にできたり、
なんか一つでもいい事があるなら試してみたいという感じ。
そして、チケットの発行者、マインドブロックバスターのまっきーさんに連絡をとりました。
まっきーさんは、私のお店に来て私のマインドブロックを一つ解除してくれることを快諾してくれました。
28日の日曜日です。
まだ時間は未定ですが、興味のある方は見に来て下さって結構です。
私の心が軽くなったら、みんなに勧めよう♪
まっきーさんはとても個性的な方なので、お会いできるのが楽しみです。
解除してもらったらまた報告しますね♪
まっきーさんのブログもごらんください!