2015年9月13日日曜日

子供たちに会いに

デリーでの買い物をひとまず終了し、子供たちの待つ学校へ向かいます。
デリーから列車で16時間。
エクスプレスとは名ばかりの、走っては止まり、また走っては休み・・・の、
老体に鞭打って走るような列車です。

いい年したおばさんが15キロのバックパックを背負って駅へ向かい、
30両くらいある長い列車の中から予約した自分の席を見つけ出し、
3段ベッドの一番上に陣取ってほっと一息。
列車が発車したのも気づかず、寝入ってしまいました。

暑さで目が覚めたのは午後3時半。
2時に出発した列車は、まだ1時間半しか進んでいなかった。
あと14時間半。
それからが長かった・・・・
クロスワードで1時間つぶし、本を読んで1時間つぶし、
子供たちとの再会に思いを馳せて1時間つぶし、新しい商品の陳列を思い描いて一時間つぶし・・・
夜8時を過ぎたころようやく少し涼しくなってきて、消灯を迎え、少し深い眠りにつきました。

夜中に何度も目が覚めて、財布や荷物が無事であることを確認し、
薄明るくなった朝5時、ああ、そろそろ到着の時刻も近づいてきたと身支度を整え始めました。
顔の脂を丁寧にぬぐい(脂取り紙4枚使用)、ウエットティッシュで体を拭き、
髪をとかし、少し眉毛を書き足しました。
さあ、いつでも準備OKよ!

・・・と到着を待つこと6時間。
6時20分着予定が、着いたのは11時半。
再び脂まみれ汗まみれ、髪はぼさぼさ、見るに耐えない姿で列車は終点のガヤ駅へ到着。
先生に迎えに来てもらい、さらに40分をかけてブッタガヤへ。
なんとかいつもの宿にチェックインし、24時間ぶりのトイレに入り、シャワーを浴びて、
子供たちのもとへ。

グッドアフタヌーン、ハハ!(子供たちは私たちをこう呼ぶ。)
ウエルカムバック、ハハ!

子供たちの笑顔に迎えられたとき、すべての苦労が報われました。


(記:2015年9月13日)

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